
海外移住の準備は、やることが多くて何から動けばいいか迷いますよね。
ポイントは、思いついた順ではなく「いつまでに何をやるか」を時系列で押さえることです。
手続きを1つ忘れるだけで一時帰国が必要になり、航空券代という思わぬ出費に直結することもあります。
この記事では、1年前・6か月前・3か月前・1か月前のタイミング別に、やるべき準備をチェックリストで整理しました。(記事に登場するサキは編集部の視点を伝えるキャラクターです)
- 海外移住の準備を「いつ・何をやるか」時系列で把握できる
- ビザ・退職・住民票など、忘れると一時帰国になる手続きがわかる
- クレカ・航空券・不用品処分など、出発前にやると得する準備がわかる
海外移住の準備を時系列でやった編集部が解説します
海外移住の準備は、出発の1年前から逆算して時系列で動くと漏れがなくなります。
編集部では、現地採用・海外起業・駐在員という3つの立場で海外に出た経験から、移住準備のリアルなつまずきポイントを整理しています。
海外転職LABO編集部
海外転職LABOでは、実体験と編集部リサーチをもとに、現地採用・海外起業・駐在員の3つの視点から海外で働く選択肢を整理しています。
※記事に登場する3人は、編集部の視点を分かりやすく伝えるためのキャラクターです。
現地採用・海外生活・ビザ・保険・語学を担当。
副業・起業・帰国準備・国際結婚・在留資格を担当。
駐在員・家族帯同・海外赴任・帰任後キャリア・税務・年金を担当。
海外移住の1年前の準備
1年前は「時間がかかる手続き」と「語学」を先に走らせておくのが正解です。
移住の1年前は、まだ実感が湧きにくい時期です。
ですが、パスポートや語学のように仕上がるまで時間がかかるものは、この段階で動き始めると後がラクになります。
1年前にやること
- パスポートの残存期間を確認し、必要なら更新する
- 移住先で必要な語学の学習をスタートする
- 移住先の国・ビザの種類・必要書類をざっくり調べておく
パスポートは残存期間が足りないとビザ申請が通らないことがあるため、まず手元の有効期限をチェックしましょう。
語学は1年あっても足りないと感じるくらいなので、早めに始めるほど現地での立ち上がりがスムーズになります。
とくに英語圏なら、発音やリスニングを移住前に底上げしておくと、現地での仕事や生活の不安がぐっと減ります。
海外移住の6か月前の準備
6か月前は、ビザ・航空券・住居など「予約や審査が絡む準備」を一気に進める時期です。
ここから準備が本格化します。
時間や審査が絡むものが多いので、後回しにすると間に合わなくなる項目が並びます。
6か月前にやること
- ビザの申請を始める(必要書類の確認)
- 運転免許証を更新する(必要なら事前更新)
- 航空券を予約する
- 滞在先の住居を探す
- 海外で使えるクレジットカードを作る
ビザの申請を始める
移住先の国や目的に合わせて、ビザの取得が必要です。
転職や駐在の場合は会社が手続きを進めてくれることが多いですが、必要書類は自分でも確認しておきましょう。
大学の卒業証明書や銀行の残高証明書が必要になるケースもあり、急に集めるのは大変なので早めの確認が安心です。
運転免許証の更新
免許証の更新期間は通常、誕生日の前後1か月です。
ただし海外渡航などのやむを得ない理由があれば、更新期間より前でも事前更新が可能です。
事前手続きのために管轄の警察署へ行く必要がある場合もあるため、早めに予定を確認しておきましょう。
航空券を予約する
航空券は6〜3か月前に購入するのが、もっとも安く買えるタイミングです。
人気の都市やピーク時は3か月前には満席になることもあるので、6か月前から値動きを見ておくと安心です。
早期予約なら料金を抑えられるだけでなく、希望の座席や便の選択肢も広がります。
滞在先の住居を探す
移住先で非常に重要になるのが住居です。
現地で直接探す予定でも、都市によっては日本にいながら物件を探せます。
日本の不動産会社を通すと割高になりがちですが、現地に日本人対応スタッフがいるため、トラブル時に対応してもらえる安心感があります。
クレジットカードを作る
住民票を抜いたり退職したりすると、クレカの審査が通りにくくなります。
審査が通りやすい会社員のうちに、海外で使えるクレカを複数枚作っておきましょう。
選ぶときのポイントは、海外旅行保険が付帯しているカードかどうかです。
海外移住の3か月前の準備
3か月前は、退職・退去・不用品処分など「日本の生活を畳む準備」に入る時期です。
ここからは、日本での暮らしを少しずつ手放していきます。
退職や退去は連絡から完了までに時間がかかるので、3か月前から動き出すと余裕を持てます。
3か月前にやること
- 国際免許証を取る
- 不用品を処分する
- 退職の準備をする(退職届・引き継ぎ・有休消化)
- 住んでいる家の退去連絡をする
国際免許証を取る
現地で運転を予定している人は、国際免許の申請をしておきましょう。
最寄りの警察署なら約1〜2週間で発行、運転免許センターや試験場なら即日発行されます。
国際免許で運転できるのは上陸日から最大1年間なので、長く住む場合は現地の免許取得も検討しましょう。
不用品を処分する
使わない家具や家電は、この時期に処分していきましょう。
メルカリ出品は競争が激しく初心者にはハードルが高いので、まとめて手放すなら買取業者に頼むのがラクです。
最近は宅配で送るだけで買い取ってくれる業者も多く、忙しい移住準備中の貴重な時短になります。
退職の準備をする
会社員の方は、まず会社に退職の意思を伝えましょう。
退職意思の伝達から引き継ぎ、有休消化まで含めると、退職までにおおよそ1カ月半〜2カ月かかることが多いです。
有休はしっかり消化して、移住準備や日本でやり残したことに充てるのがおすすめです。
住んでいる家の退去連絡
賃貸の方は、大家さんや管理会社に退去の連絡をしましょう。
契約書で退去予告が「何カ月前まで」と決まっているか、事前に確認が必要です。
通常は1カ月前が多いですが、なかには3カ月前と定められた物件もあるので注意しましょう。
海外移住の1か月前の準備
1か月前は、住民票・郵送転送・携帯解約など「出発直前にしかできない手続き」を仕上げます。
いよいよ出発が近づく時期です。
住民票や転送など、早すぎると手続きできないものをこのタイミングで一気に片づけます。
1か月前にやること
- 住民票を抜く(海外転出届)
- 車を処分する
- 郵送物の転送手続きをする
- 滞在先のホテルを予約する
- 携帯電話を解約する
- 渡航先でのネット環境を確保する
住民票を抜く(海外転出届)
海外転出届は、出発の14日前から提出できます。
住民票を抜くと税金や保険料の負担は減りますが、国民年金は任意加入、国民健康保険は強制脱退になります。
マイナンバーも無効になり、現地の銀行口座開設で必要になる場合もあるため、渡航後の様子を見て抜くのも一つの手です。
車を処分する
車を持っている方は、出発前に売却の手続きを進めましょう。
一括査定サービスを使えば、複数社の査定額をまとめて比較でき、最高額の買取店がすぐに分かります。
電話対応に追われずネットで比較できるので、忙しい移住準備中でも手軽に売却できます。
郵送物の転送手続きをする
家に届く郵便物を、実家などへ転送できるようにしておきましょう。
転送期間は届出日から1年間です(転送開始希望日からではありません)。
実家や親しい人に転送先を頼んでおくと、緊急の書類が届いたときにも確認してもらえて安心です。
滞在先のホテルを予約する
到着後すぐに新居へ入れない方や、現地で住居を探す方は、滞在先のホテルを予約しておきましょう。
洗濯機や冷蔵庫が備わったサービスアパートメントは、長期滞在に向いていて生活の利便性も確保できます。
交通の便がよく、スーパーや飲食店が近いエリアを選ぶと、現地での生活準備がスムーズに進みます。
携帯電話を解約する
今使っている携帯電話の解約も、このタイミングで検討しましょう。
契約プランによっては解約時に違約金が発生することもあるため、費用の確認が大切です。
ただし日本の番号がないと申し込めないサービスも増えているので、番号を残したい場合はMNP予約番号の取得や一時休止も選択肢になります。
渡航先でのネット環境を確保する
渡航先のネット環境は、出発前に整えておくと安心です。
海外の無料Wi-Fiは現地の携帯番号での認証が必要なこともあり、使いづらい場面があります。
SIMカード式のモバイルルーターやモバイルバッテリーを用意しておくと、到着直後から快適にネットを使えます。
まとめ|海外移住の準備チェックリスト

- 1年前:パスポート更新・語学学習をスタートする
- 6か月前:ビザ申請・免許更新・航空券・住居・クレカ
- 3か月前:国際免許・不用品処分・退職準備・退去連絡
- 1か月前:海外転出届・車処分・郵送転送・ホテル・携帯解約・ネット環境
海外移住の準備は、時系列で逆算して動くことが何より大切です。
手続きの漏れは一時帰国=出費に直結するので、このリストを使って一つずつチェックしていきましょう。
準備が整えば、あとは新生活を楽しむだけです。安心して海外でのスタートを切ってください。
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